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第5話 導かれる魂


  • ・記憶の章(12/4 放送)
  • ・復活の章(12/11 放送)
  • ・決戦の章(12/18 放送)
  • ・輪廻の章(12/25 放送)

「来るんじゃねぇ! 俺は……一人でも、勝つ!」

 地区予選大会準決勝戦。伊勢谷光士郎(いせやこうしろう)の技『エクスカリバー』によって負傷し救護室に運ばれてしまった歩の戻りを待つ中、乱は自らが暴走した原因をメンバーに打ち明ける。それは幼い頃に神童寺祐と交わした約束を果たそうとする強い想いが起因していた。

 乱は、OGA界の頂点で再会し、そして共に戦おうという神童寺の言葉を胸に、高みに上りつめるべく一人で邁進してきた。しかし輝白学園OGA部との出会いが、今まで一人で戦ってきた乱に、変化をもたらした。それを伊勢谷に指摘され暴走してしまったのだという。医務室を抜け出した歩は乱の過去を知り、より一層「OGA」への想いを熱くする。

 後半戦、輝白学園は乱、銀自、房之介、神楽大附属はメンバーチェンジなしで幕を開けた。2対1でリードを奪い勢いに乗る神楽大附属の面々は、積極的に攻撃を仕掛けるも、房之介、銀自になんなくガードされてしまう。その先輩たちの姿を見て、乱はチームプレーの魅力を再確認する。一人で戦うOGAではなく、みんなで戦って勝ち上り、その先で神童寺に辿り着くのだと。
 乱は、復帰した歩をフィールドに戻すため、房之介、銀自のサポートを受け、反撃を開始。あっという間に同点へと持ち込む。

 房之介、銀自に代わり、歩、大地がフィールドへ。自らフィールドに立つ大地の姿を無様と御神楽は言うが、大地はフィールドに立って運命を変えると告げ、出雲を吹き飛ばす。その隙に敵陣へと走り出した歩と乱に、式部と伊勢谷が立ち塞がる。乱は両手を広げ2人のアタックをブロック。自らを囮にし、歩をトレジャーへと進ませるが……。



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第5話 導かれる魂


  • ・臨戦の章(11/6 放送)
  • ・対峙の章(11/13 放送)
  • ・相克の章(11/20 放送)
  • ・縁の章(11/27 放送)

「来るんじゃねぇ! 俺は……一人でも、勝つ!」

 輝白学園OGA部は、高校生OGA選手権地区予選大会準決勝戦で強豪・八角高校を撃破し、ついに決勝進出への切符を手に入れた。
 校内は快進撃を続けるOGA部の一年生コンビについての噂話で溢れていた。相変わらず存在感の薄い歩は生徒たちに認知されていないが、本人に落ちこむ様子はない。志銅はそんな歩の変化を喜び、全国大会でも公認のOGA―DJに選ばれて実況をしてみせると約束し、互いの全国大会進出を誓い合う。

 いよいよ迎えた決勝戦の対戦相手は、毎年決勝でぶつかる因縁の『神楽大附属高校』。長い歴史と伝統を持つ名門で、日本代表のエース、神童寺祐の母校でもある。

 戦いに備え、気合いの入る面々の前に、神楽大附属のメンバーが現れる。『神楽三本刀』と呼ばれる出雲(いずも)・クリサリス・悠季(ゆうき)、式部鷹丸(しきべたかまる)、伊勢谷光士郎(いせやこうしろう)、そしてそれを率いるキャプテンの御神楽翼(みかぐらつばさ)。大地の幼馴染でもある御神楽は、自らはフィールドには立たず、『神の目』とよばれる相手の二手、三手先を読む戦術で部員たちを指揮するという。チームプレイを重んじる大地とは、考え方が相容れない様子。
 そんな中、伊勢谷は親しげに乱に声をかける。中学時代、何度も戦ったライバルで、乱が背中に傷を負った試合の対戦相手でもあった。

 OGA大会本部長である神童寺が見守る中、戦いは始まった。輝白学園は歩、乱、火鉈が試合開始と同時に先制点を奪取するも、神楽大附属は伊勢谷の『ホーリー・ルーレット』や出雲の『ヘブンズ・ダイバー』など突出した個人技であっという間に一点を取り返す。
 チームで協力し、点を獲得しようとする乱の姿に、伊勢谷は1人で戦っていた頃の昔の乱に戻るよう呼びかける。その言葉に動揺する乱は、皆で協力しようという歩の声も耳に届かず、一人で敵陣に切り込んでしまう。
 一人で暴走する乱を見て、歩は自分が何とかしなくてはと敵陣へ向かっていくが……。

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第4話 響き合う魂


  • ・飛躍の章(9/11 放送)
  • ・試練の章(9/18 放送)
  • ・伝承の章(9/25 放送)
  • ・共鳴の章(10/2 放送)

「俺、大好きなんだよ、この合宿! 夜の学校に泊まるなんて、なかなか出来ねーじゃん?」

 順調に勝ち進む輝白学園OGA部は、大江山商業を下し、全国大会の地区予選準々決勝戦へと駒を進める。
 歩は、OGAを通して成長していく自分を楽しめるようになっていた。
 もっと強くなりたいと願う歩に、大地の口から告げられたのはOGA部伝統の合宿の知らせ。生まれて初めての合宿に心躍らせるが、朝の50kmを超えるマラソン「朝焼け地獄行軍」に始まり、空いている時間は全て鍛錬という、想像以上に過酷なトレーニングの数々に、なんとかついていくのが精一杯。
 それでも、学校の大浴場でのプライベートな話や、布団を並べての就寝など、今まで味わえなかった体験を先輩達や乱と一緒にできることが楽しく、歩は充実した時間を味わっていた。

 合宿一日目を締めくくる戦術の研究中、歩は映像資料で全日本のエース・神童寺祐がOGAをプレイする姿を初めて見て衝撃を受ける。映像には、一気に3人を抜き去る『ストライダー』を披露する神童寺の姿があった。そして、乱は神童寺こそが、自分の目指す高みなのだと告げる。

 合宿最後の夜。大地はOGA運営本部の定例会議に出席、房之介は能楽の稽古と、3年生が不在となり1、2年生だけが残っていると、火鉈が歩と乱の一年生コンビに、房之介から聞いた『赤い桜の伝説』を語り出す。
 その伝説の桜が学校の裏山にあるのだと言われ、歩と乱は何故か見に行かされることになったのだが……。

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第3話 爆ぜる魂


  • ・出陣の章(8/14 放送)
  • ・宿敵の章(8/21 放送)
  • ・逆境の章(8/28 放送)
  • わだち

    ・轍の章(9/4 放送)

「誰にも倒される訳にはいかねえ……それが、鬼の運命なんでな」

 桜ヶ樹歩は、いよいよ初めてのOGA公式戦の時を迎えようとしていた。
 公式OGA−DJに選ばれた志銅の応援を受けるも、緊張はなかなか解れない。そんな中、対戦相手である『追那第一高校』のメンバー、福成淳(ふくなりじゅん)・破原大悟(はばらだいご)・内川聖也(うちかわせいや)の3人が、輝白学園OGA部メンバーの前に姿を現した。

 因縁のライバル校として輝白学園に真っ向勝負を挑む追那第一の面々に気圧されてしまう歩。しかも、同じ一年生の内川に見下した暴言を吐かれてしまい、心乱され動揺したまま、試合が始まってしまう。
 焦りと動揺から思うように動けない歩だったが、素早い攻撃を仕掛ける内川の攻撃をなんなくガードしてみせた銀自のファインプレーを間近で見たおかげで、やっと落ち着きを取り戻し試合に集中し始める。

 前半残り5分を残し、未だ0対0という一進一退の攻防を続ける両校。追那第一の固いディフェンスに、乱が歩と2人で両サイドから同時に攻撃し撹乱する作戦を提案。守りが薄くなることを懸念するが、銀自にその背を押され、同時攻撃を開始する。それを待ち受けていたのは“対輝白学園用必殺フォーメーション”『アバランチ』だった。

 福成、破原が乱と歩それぞれに突っ込んでいき、呼吸を合わせ、全く同じタイミングでハント。乱と歩が10秒間のフィールドアウトとなり、輝白学園サイドを守るのは銀自ただ一人となってしまう。そこへ追那第一は3人で同時に襲いかかり、雪崩のような怒涛の攻撃で1点を先取。ついに均衡は崩された。
  “鬼の大地”に勝利することを目標に掲げ、『アバランチ』の特訓に数千時間を重ねた福成、破原の見事なコンビプレーに翻弄され、再びフィールドアウトとなった歩と乱。歩は、1人で3人の攻撃を防ぐ銀自をただ見つめることしかできず、10秒間の長さを思い知る。
 前半戦は、2対0で追那がリードして終了。後半戦は、疲弊した銀自に代わり、大地がフィールドへ。そして、銀自から与えられた情報のもと、歩に秘策が授けられる。

 後半開始から早5分、福成たち先輩の戦法にシビレを切らした内川が輝白学園の陣営へ切り込んだ瞬間、大地の咆哮がフィールドに響き渡り、剛腕を一閃して内川をハント。
 獰猛な大地の攻撃に吹っ飛んだ内川は、“鬼の大地”の恐ろしさを身をもって知る。
 反撃を開始した輝白学園に、追那第一が『アバランチ』で返り討ちしようとしたその時、得点のホイッスルが鳴り響いた。点を獲ったのは歩だった。

 追那第一の『アバランチ』が、敵の足元を見てタイミングを合わせていたことを見破った銀自の情報をもとに、大地と乱は敢えて同時に攻め込んで追那第一の目を惹きつけ、その間に存在感の薄い歩がトレジャーをハントする。それこそが秘策の正体だった。
 そして試合は両チーム主将の一騎打ちへ……。

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第2話 咆哮る魂


  • ほころ

    ・綻びの章(7/3 放送)
  • ・挑戦の章(7/10 放送)
  • きずあと

    ・傷痕の章(7/17 放送)
  • ・想いの章(7/24 放送)

「ド素人に関わっている場合じゃねえ…… 俺には、時間がねえんだ」

 晴れてOGA部に入部した桜ヶ樹歩は、“お世話係”となった天道乱のもとで、厳しい練習の日々を過ごすことに。だが、一見OGAとは無関係に思えるシゴキの数々に、本当に強くなれるのかと疑問を抱き始める。

 そんな歩に2年生の御剣火鉈は、強くなったかを確かめる術として実戦型練習形式「フリーハント」で乱と対決することを薦める。また、2年生の鏡銀自から、乱は右サイドから低姿勢で攻められると反応が少しだけ遅れるという情報を与えられ、歩は半信半疑ながら乱との「フリーハント」に挑む。
 乱の猛攻撃に対し、逃げるので精一杯の歩だが、自分が以前よりもずっと動けている事に気づく。
 乱の隙をつき、右サイドから低姿勢で攻める歩。一瞬乱の反応が遅れるが、反則ともとれる体当たりで止められてしまう。フィールドを後にした乱の後を追った歩は、シャワー室で乱の背中の大きな傷痕を目撃する。ケガによる弱点を見抜かれていたことを知った乱は、歩の世話係を辞めると言い残しその場を去ってしまう。

 その日から、乱は部活を休むようになり、部長の鬼城大地は、歩と火鉈に事の経緯を説明させる。事情を知った大地から、乱のケガは中学大会の試合中に負ったもので、再び立つことさえ危ぶまれる程の大怪我だったと教えられる。不屈の精神でOGAの世界に戻った乱の決死の覚悟に、歩は胸を打たれる。

 歩は、裏山で一人特訓する乱に、もう一度お世話係になって欲しいと懇願。乱の特訓を受けた自分はもう素人ではないと言う歩に、乱はどうやって証明できるんだと突き放す。そこに火鉈たちが現れ、試合で証明すれば良いと提案する。

 歩の初めての校内試合。歩、乱、火鉈チームに対し、大地、珠舞木房之介、銀自の先輩チームは圧倒的な試合運びをみせつけ、歩たちは全くポイントがとれない。そんな中、火鉈の作戦で、歩は乱と初の連携プレイに挑戦するのだった……。

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第1話 めぐり逢う魂


  • ・兆しの章(5/29 放送)
  • ・邂逅の章(6/5 放送)
  • ・匂いの章(6/12 放送)
  • ・激突の章前編(6/19 放送)
  • ・激突の章後編(6/26 放送)

「見つけられるかもしれない・・・・・・見たことのない僕を――。捕まえるんだ! 新しい僕を!」

『私立輝白学園』に入学した桜ヶ樹歩は、生来の存在感の無さと人付き合いの下手さで、高校デビューは失敗し、地味な生活を送っていた。
 そんなある日、歩は転んで倒れていた所を、走ってきた天道乱に手を踏まれてしまう。しかも全く気づかれなかったことで、改めて自分の存在感の無さを痛感する。

 校庭では、輝白学園恒例のOGA部の入部試験が行なわれていた。
フィールドでOGA部の副部長・珠舞木房之介と2年生の御剣火鉈を相手に熾烈な戦いを繰り広げていたのは、歩の手を踏んだ踏み逃げ犯の乱だった。
 乱は、OGAの中学選手権で優勝したことのある期待の新人だった。超難関のOGA部入部テストでも、先輩たちを相手に見事なプレイを見せ、100人いた入部希望者の中から、たった一人の合格者として選ばれる。

 エースとして期待され、女子にもモテてと、自分と正反対の乱に羨望し、己を卑下する歩。幼なじみの鏡志銅に励まされ、自分を変えたいならOGAをやってみればと入部を勧められるが、「自分はそんなキャラじゃない」と自己否定してしまう。
 そんな折、歩は、偶然、廊下でOGA部部長の鬼城大地にぶつかってしまう。気配を悟らせない歩に興味を持った大地は、歩を無理やりOGA部に入部させてしまう。
 入部テストも無しに入部することになった歩に、納得のいかない乱が大反対したことから、大地は、歩と乱の一対一の勝負『ショウ・ダウン』形式を提案する。

 突然の展開に、逃げ腰になってしまう歩。だが、真っ直ぐに本気の気持ちをぶつけてくる乱に、初めて本当の自分を見てくれる人がいること、そこから逃げたら自分を変えることなんてできないと気づき、勝負を決意する。
 OGA初心者の歩は、乱の前に為す術もなく、何度も捕まってしまう。不甲斐ない自分に、初めて本気で悔しいと思う歩。そんな自分の強い気持ちに驚きながらも、自分の総てをぶつけることがOGAなのだと気づく。

 そして残り1分。初めて自分の本当の気持ちに気づいた歩は、今の自分が持てる総ての力をもって、乱に立ち向かっていくのだった……。

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